余命と向き合うふたりの切ない青春!「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」死神からの余命宣告!?

ふたりの余命の表紙画像

ふたりの余命

著者: 高山 環

発売日:

価格: ¥1,570

ISBN: 979-8401128874

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この記事を書いたライター

高橋 美咲

高橋 美咲 (たかはし みさき)

年齢: 17歳 職業: 学生

本を読むことが大好きな高校生で、特にヤングアダルト(YA)文学やファンタジー、恋愛小説が好きです。彼女のレビューは、同世代の読者に向けた親しみやすいスタイルで書かれており、学生生活や若者の視点から作品を紹介します。明るく元気な性格で、彼女の情熱がレビューにも表れています。

高校生と余命一年の少女が出会うとき…

この本は、高山環さんって作家さんの作品で、高校生の川上椎也くんが主人公の物語だよ。椎也くんは、ある日突然、侍の姿をした死神から「余命二年」を宣告されちゃうんだ。そんな信じられない状況の中、椎也くんは、同じように余命宣告を受けた女の子、高梨楓さんと出会うの。

楓さんは、あと一年しか生きられない。でも、彼女は運命に負けずに、残された時間で自分のやりたいことをやり遂げようと、前向きに生きているんだ。

涙腺崩壊!こんなにも切ない恋があるなんて…

最初は、自分の余命を受け入れられなかった椎也くんだけど、楓さんと過ごすうちに、残された時間で本当に大切なものを見つけていく。ふたりの間には、特別な絆が生まれて、お互いを支え合いながら、限られた時間を精一杯生きようとする姿が、もう、胸がぎゅーっとなるくらい感動的だった!

忘れられない名セリフの数々!

特に印象的だったのは、椎也くんが楓さんのために、自分の余命を半分に分けてあげるところ!

俺たちふたりの新しい命日は今年の十月十五日だ。俺だけ一年長生きするのは不公平だしな

ってセリフ、もう、涙腺崩壊!こんなこと、本当にできる?って、考えさせられちゃった。

それから、楓さんが、椎也くんの小説が大好きで、彼に書き続けてほしいと願う気持ちも、すごく伝わってきた。「椎也は生きてください。生きて小説を書いてください。だって、わたしはあなたの小説が大好きなのですから」って言葉、もう、号泣!

命の尊さと愛の深さに触れる一冊

この本はね、私たちが普段忘れがちな「命の大切さ」とか「本当に大切なもの」について、改めて考えさせてくれる作品だと思う。

青春真っ只中の高校生が、余命と向き合いながら精一杯生きる姿は、同世代の私たちにたくさんのことを教えてくれる。もちろん、大人の方にも響くものがあると思う!

人生って、いつ何が起こるかわからない。だからこそ、一日一日を大切に、そして、自分の周りの人を大切に思って生きていきたいなって、心から思えたよ。

みんなも、ぜひ読んでみてね!

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